気持ちにも時間的にも余裕のないシングルマザーの私は
周りに相談できる身内や友達もいないので ずっと自己流で子育てをしてきました。
そして様々なストレスで過剰に子供をしかっていた時期もありました。
出来の悪い子ほど可愛いというけど、心の余裕がなければ手のかかる子を可愛いと思えなくなってきます。
出来が悪くても人懐っこい子は可愛くもありますが、うちの子の一人は父系のおばあちゃん子で幼いころから
非常におばあちゃんにべったりの子でした。
父親と家に残りたいという子供の意見は通らず(父親が子供を拒否したので)
まだ小学生の低学年の時、親の離婚で、おばあちゃんにあまり会えない状態になりました。
おそらく父親にはほとんど関わることもなかった(不在)のでおばあちゃんと離れたくなかったんではないでしょうか?
もともと私のいう事は聞かず、おばあちゃんの後ろに隠れて親に意見されないように逃げてるような子。
母子家庭になってもやはり やりにくい子育ては続きました。
でも生活に疲れ果てていた私はさらに強く怒るしかなかったのですが、
それにも疲れ果て自分自身の考え方を変えることでやっと気楽に子育てが出来るようになりました。
その時に考えたのは周りの子をみて、どんな子はどんな親か?ということ。
自信がありしっかりしている子は同性の親といつも一緒に行動してることが多く、
祖父母っ子や親がより年齢がいってるほどオトナシク控えめ、
親がより若いほど自己アピールが強く、目立ちたがりの傾向が。
そして子育ての理想形は下記のこれだと思いました。
おばあちゃんの子育て どんな時も全てを受け入れてくれる、そのままの姿を見守り系
母親の子育て あるがままよりもあって欲しい姿に教育、修正系
姉の子育て そのままの姿で見守りつつも、感化しやすい見本、一緒に育つ導き系
親子ほど年の離れた弟または妹と思って育てていくことでした。
今もし子供が育てにくいと思っている人がいたら どうか年の離れた兄弟と思って見てください。
視点が変わることで過剰に腹が立つことは減ってきます。